和室におすすめのカーテン素材をご紹介いたします。
和室におすすめのカーテン素材とは
特に昔ながらの古い日本家屋は、主に木、紙、土などで作られています。
その中でも和室は、木、紙、土、そして畳に使われる「い草」といった、自然素材で作られています。
そのため、カーテンも同様に、木や紙などの自然な素材を使ったものの方がマッチします。
和紙のカーテン
和紙を使ったロールスクリーンやシェードカーテンは、障子をイメージするため、和室には最適です。
障子紙は、薄く破れやすく張替えなどのメンテナンスが必要ですが、ロールスクリーンなどに使われる和紙は、破れにくい加工が施されているため、丈夫で張替えの必要もありません。
色や柄の種類も多く、シックなものからポップなものまで、部屋のイメージに合わせて選ぶことができます。
木のカーテン
障子はもちろん、床の間の柱などに使用されている木は、和紙同様、和室に最適なカーテン素材です。
例えば、スギやヒノキなどの経木(きょうぎ)で作られた「すだれ」風のロールスクリーンやシェードカーテンはもちろん、木製ブラインドをアクセントとして和室に合わせるのもおしゃれです。淡い茶色から黒に近い色まで、色のバリエーションも多く、経木の厚みや間隔次第でさまざまな表情を楽しむことができます。
竹のカーテン
竹はザルや籠などの日用品のほか、家を囲う竹垣など、古くから日本の生活に欠かせない素材として利用されてきました。
竹を使ったカーテンには、竹を横向きに並べて使った、すだれ風のロールスクリーンやシェードカーテン、竹を縦向きに並べて作ったバンブーブラインドがあります。竹の向きによる表情の違いが楽しめます。
薄い茶色から黒、淡い緑や黄色など、デザイン性の高いスタイリッシュなカーテンも多いです。
木製に比べると涼しげな印象で、アジアンテイスト、エスニックテイストな和モダンな和室にしたいのであれば、竹素材のカーテンはおすすめです。
植物素材の布のカーテン
麻や綿などの植物素材の布は、着物の素材として古くから日本の生活に密着してきた素材です。
夏の着物に使われる麻でできたカーテンは、素朴でざっくりとした風合いが、和室をシンプルでナチュラルな雰囲気にしてくれます。
綿は生地の織り方や厚みで、さまざまな風合いを楽しむことができ、季節を問わず使うことができます。
布は色や柄のバリエーションが多く、メンテナンスが簡単で価格が安いということも魅力です。
まとめ
和室におすすめのカーテン素材についてご紹介しました。
和室に合わせるカーテンの素材はもちろん、色合いや質感などは、和室に使われている素材のほか、古くから日本で使われている生活用品や着物を参考に選ぶのも良いでしょう。
和室にもカーテンを取り入れ、新しいライフスタイルを楽しまれてはいかがでしょうか。
もし、和室に合わせるカーテン選びでお困りの際は、ご相談ください。