光を遮ることを目的としたカーテンです。
- 普通のカーテンでもある程度の光を遮ることは可能ですが、遮光カーテンは生地自体に黒糸を含んで織り込んでいたり、裏地にアクリル樹脂コーティング加工を施して光を通さないようにした遮光カーテンもあります。熱を遮るカーテンだと勘違いされている方も多いですが「光」を遮るカーテンです。
遮光カーテンを使用するメリットとは？
- 夏の直射日光を遮ることができる。
- 日差しによる室内温度が上がるのを防ぐ。
室内に入るこんでくる日光を反射することができるため、通常のカーテンよりも室内温度が上がることを減らす効果があります。 - 冷房の効き目がよくなる。
エアコンの設定温度を1℃下げると消費電力が10%下がるといわれています。遮光カーテンで温度を少しでも下げることができれば、節電効果も高まります。 - 保湿効果がある。
冬は直射日光の量は減りますが、遮光カーテンをすることで温まった部屋の温度が外に逃げないため、保温効果もあります。 - 防音効果がある。
遮光率が高いと、その分音なども遮るため防音効果としての機能も果たします。遮光率は、外からの光を遮ることがどれくらいあるのかという割合です。
遮光カーテンには、遮る光の量によって「等級」が存在します。
光をどのぐらい遮りたいかで、等級が異なりますので最適なものをお選びください。
等級の種類について
遮光カーテンの等級に関して一覧にしましたので、参考にしてください。
| 遮光3級カーテン | 遮光2級カーテン | 遮光1級カーテン | |
| 遮光率 | 99.40%～99.79% | 99.80%～99.98% | 99.99%～100% |
| 照 度 | 薄暗がり | 暗い | ほぼ真っ暗 |
| 状 態 |
人の表情はわかるが 作業には暗い |
人の顔あるいは 表情がわかる |
人の顔が認識できない |
| 適応場所 |
南向き・日当たりの良い 窓におすすめ |
強い日差しが入らない 窓にピッタリ |
北向きの窓におすすめ |
こんな方には、遮光2級・3級の種類の遮光カーテンがおすすめ
- 朝日などが強すぎるため、太陽の光を和らげたい。
- 部屋の位置が道路側だから、外から見えないか心配。
こんな方には、遮光裏地がついた二重カーテンがおすすめ
- 遮光性と断熱性を両方取り入れたい。
※外からの熱も遮り、室温を逃しにくいため、一年中快適に過ごせます。
紫外線を遮りたい方にも遮光カーテンが人気です。
遮光カーテンを使用することで、お肌の大敵でもある紫外線を防ぐことができ、紫外線だけでなく必要以上の光を遮断するので家具の日焼けを防止することも可能です。
遮光カーテンを購入の注意事項
遮光カーテンを購入する場合は、光漏れを起こしてしまってはせっかく購入したのに効果を果たせなくなってしまいます。
遮光カーテンを購入する際は、通常のカーテンを購入する時よりも少し大きめを購入すると良いでしょう。カーテンの上部にカーテンBOXを取り付ける方もいます。
リターン金具を取付けて、カーテンをサイドまでいくようにしサイドからの光漏れを防ぎます。
また、省エネカーテンという意味でも効果的です。
遮光カーテンは、睡眠をきちんと取りたい方には寝室、プライバシーを守りたい方にはリビングのカーテンにおすすめです。今は、オシャレな遮光カーテンも多く販売されていますので、遮光カーテンを上手に取り入れて、より快適な生活を送ってみてはいかがでしょうか。
