ニトリ、ファニチャードーム、IKEA、カーテンじゅうたん王国などでロールスクリーンを買う時に注意すべきことをご説明します。
ロールスクリーンを自分で選ぶ
ロールスクリーンを取り付ける際、専門業者などに採寸や取り付けを頼むことに抵抗があるという場合、自分で家具店やホームセンター、通販などでロールスクリーンを買い、取り付けるという方法があります。
しかし、ロールスクリーンは選び方を間違うと、取り付けができない、十分な機能を発揮できないということがあります。
どうすれば失敗せず、自分に合ったロールスクリーンを選ぶことができるのでしょうか。
買うときの注意点
サイズ
ロールスクリーンのサイズは、取り付け方によって測り方が変わります。
天井付け
窓枠の内側の幅と高さ、窓枠の奥行を測ります。窓にハンドルやクレセントなどの出っ張りがある場合、奥行きは出っ張りが最も大きい部分で測ります。
商品の幅、高さは、窓側の内側の寸法より1㎝程度小さなものを選んでください。
前面付け
窓枠外側の幅と高さを測ります。
商品の幅と高さの基本は窓枠の外側と同じ寸法ですが、窓が床まである掃き出し窓の場合、高さは窓枠の寸法より1cm短くする必要があります。
また、遮光性や遮熱性を求める場合は、窓枠の寸法より1〜2cm程度大き目の商品を選ぶとよいでしょう。
操作法
ロールスクリーンには大きく分けて、プルコード式、チェーン式があります。
取りつける位地によって選ぶとよいでしょう。
プルコード式
スクリーンの真ん中についたプルコードを引いて開け閉めするタイプ。
掃き出し窓など、閉めきりの位置が低いと、閉めるときにかがむ必要があること、窓のそばに家具などを置くと、コードに手が届かなくなる場合があることなど、設置場所に注意が必要です。
脱衣所やトイレなど、目の高さにある小窓向きです。
チェーン式
チェーンを引いて開け閉めするタイプです。
床の高さまで下げるときもかがむ必要がなく、高い位置に取りつけた場合はチェーンを長くすれば開け閉めすることができるため、掃き出し窓などの大きな窓に向いています。
プルコード式に比べると、開け閉めに時間がかかります。
生地の厚み
ロールカーテンに使われている生地には、さまざまな厚みがあります。
薄い生地の場合、遮光性がない生地だと夜間に透けることがあり、プライバシーを保護することができません。
また、厚い生地は巻き取りサイズが大きくなってしまうため、取り付け位置によっては窓や窓枠が生地と干渉してしまうことがあるため注意が必要です。
巻き取った時にどのくらいの厚みになるのか、生地の透け感はどの程度かを確認しておく必要があります。
まとめ
ロールカーテン選びは、ポイントさえつかんでいれば失敗することなく、自分のライフスタイルに合ったロールカーテンを選ぶことができます。
既製品で合うサイズがない場合はロールカーテンをオーダーして作るという選択肢もあります。
オーダーカーテンをお考えの方は遠慮なくご相談ください。