シェードカーテンのメリット・デメリットについてご説明します。
シェードカーテンとは
シェードカーテンは、縦開きするタイプのカーテンのことで、ロールスクリーンが巻き上がっていくのに対し、シェードカーテンは生地を折りたたみながら開きます。
「ローマンシェード」や「カーテンシェード」などとも呼ばれ、近年人気が高まっている新しい窓装飾の形です。
シェードカーテンのメリット
部屋がすっきりする
一般のカーテンはヒダがあるのに対し、シェードカーテンにはヒダがありません。
閉じているときは表面がフラットな状態になるため、部屋がすっきりとスタイリッシュに見えます。
狭いスペースに向いている
一般のカーテンの場合、カーテンを開いたときは、カーテンをまとめるためのスペースが必要になります。
そのため、カーテンを取り付けた窓のそばには家具を置きにくいという欠点がありました。
シェードカーテンは、上にまとまって開くため、窓のまわりに家具を置きやすくなります。
バリエーションが豊富
シェードカーテンは一般のカーテンと同じ生地で作られているため、色柄が豊富です。
また、シンプルなプレーンシェードやシャープシェードのほか、エレガントで装飾性の高いバルーンシェード、オーストリアンシェードなど、さまざまなタイプがあります。
ペットや幼児がいたずらできない
一般のカーテンは開いた状態でも床につく長さがあるため、ペットや幼児が引っ張るなどのいたずらをして破損することがあります。
中でも猫は、爪を立ててカーテンを登ってまい、カーテンがボロボロになってしまうこともあります。
シェードカーテンは、開いているときは上部にまとまっているため、幼児やペットが引っ張る、猫が登ることが難しくなります。
シェードカーテンのデメリット
開け閉めに時間がかかる
コードやチェーンを引くことで上下に開閉するシェードカーテンは、手を使って開け閉めする一般のカーテンに比べると開け閉めに時間がかかってしまいます。
そのため、頻繁に開け閉めが必要な掃き出し窓には向いていません。
値段が高い
シェードカーテンはコードやチェーンを引くことで開け閉めをしますが、カーテンを開けるための機械が必要な分、一般のカーテンに比べて値段が高くなってしまいます。
機械の破損
カーテンの開け閉めを行うための機械が破損すると、カーテンをスムーズに使うことができなくなります。
洗濯や生地交換がカーテンに比べると面倒
生地がカーテンと同じなので洗濯やクリーニングはカーテンの要領でできますが、カーテンと比べると取り外しが面倒です。
まとめ
シェードカーテンは、開け閉めの頻度が少ない、小さめの窓に向いているといわれています。
しかし、シェードカーテンを何枚かに分けるなどの工夫をすることで、大きな掃き出し窓に使うこともできます。
メリット・デメリットを考えたうえで、自分のライフスタイルに合ったカーテンを選んでください。