はい、レースカーテンの正しい洗い方がございますので、ご紹介致します。
レースカーテンをキレイに洗うコツとは?
レースカーテンは、自宅で洗えるものと洗えないものがあります。自宅で洗濯できないものは、
クリーニングに出さなくてはいけませんので、まずはカーテンに付いている洗濯表示を確認しましょう。
洗濯表示の種類は?
洗濯の表示には、全部で6項目あります。
- 洗い方(水洗い)
- 塩素漂白の可否
- アイロンの掛け方
- ドライクリーニング
- 絞り方
- 干し方
水洗いできるかどうかが重要です。水洗いできない場合は、ドライクリーニングの方法を確認しましょう。
「洗濯表示」の確認
「手洗い」と表示があれば、基本的に洗濯機は使用できないということです。
しかし、新しい洗濯機には手洗いコースがありますので、ご自宅の洗濯機にこの機能があれば手洗いコースで洗うには問題ありません。
「ドライクリーニング」と表示があると、勘違いされる方が多いのですが…「ドライ」と表示されていれば、ドライクリーニングすることができることを表していて、水洗いできないということではありません。
水洗い可とドライの両方が表示されていれば、水洗いもドライクリーニングもできます。
使用できる洗剤を確認
洗濯表示に中性と表示があれば、おしゃれ着中性洗剤を使えば大丈夫です。一般衣料用洗剤は使用できません。中性の表示がなくても、おしゃれ着中性洗剤を使えば十分に汚れを落としてくれます。
洗濯前に準備するもの
・洗うレースカーテン
・洗面器
・洗剤
・酸素系漂白剤
・柔軟剤
・大きい洗濯ネット
・タオル
洗濯手順
- レースのカーテン・フックを全部外す。
※フックを付けたまま洗濯すると、レースに引っかかり破れてしまいます。
※フックがカーテンに縫い付けてあるものは、③でフックが内側になるようにたたみ、タオルをかぶせてひもで縛ります。 - 汚れの度合い・場所をよく確認する。
※汚れがヒドイ場合はつけ置きします。 - カーテンをきれいにまとめ、ヒモで縛る。
カーテンをキレイにたたんで、洗濯途中にほどけないようにひもで縛ります。キレイにたたむことでシワになりにくくなります。 - 洗濯ネットにカーテンを入れる。
大きめの洗濯ネットに入れると、水流で生地が乱れるのを防いでくれます。 - カーテンに合ったコースで洗濯する。
汚れがヒドくない場合は、水で洗いますが汚れがヒドイ場合は、お湯で洗いましょう。
洗濯表示に記載されている温度で洗濯機に入れ、洗剤・漂白剤・柔軟剤、洗濯コースを決めて洗濯します。すすぎは十分に行い、脱水は軽めにするのがポイントです。
※汚れがヒドイ時の浸け置きの目安は1時間ほどです。
※脱水時間は、通常の時間よりも短めに設定してください。数十秒で十分です。
※脱水をし過ぎてしまうと、生地が痛む原因になります。
※乾燥機の使用はしないでください。しわや縮む恐れがあるので避けましょう。 - フックをキレイに洗う。
カーテンに縫い付けられていないフックであれば、洗濯機でカーテンを洗っている間にフックをキレイに洗っておきましょう。
洗面器にお湯をはって、洗剤をいれ洗います。汚れが気になる場合は、歯ブラシなどでこするとキレイになります。 - 時間があれば、窓も拭いておく。
せっかくカーテンをきれいに洗うので、窓ガラスが汚れていてはカーテンにまた汚れが付いてしまうのでカーテンと一緒に窓ガラスもキレイにしましょう。 - 洗濯が終わったらすぐにカーテンを干す。
洗濯の時に、脱水時間を短くしているので、シワにならないように素早く干しましょう。一番良い干し方は、元のカーテンレールにかけるのがおすすめです。
干す場所も他に必要ありませんし、重みでシワものびます。
お天気が良く、外に干したい場合はシワができないように伸ばして干しましょう。
洗濯竿に布団のようにUの字に干すよりも、洗濯竿2本を使用しコの字に干す方がシワになりにくいです。
レースカーテンは、色が薄いものや白いものが多いため汚れも気になります。カーテンが汚れてくると、お部屋も暗くなってきますので、適度に洗濯することをおすすめします。
カーテンに付いていた汚れ・臭いも取れ、清潔なお部屋になります。洗濯する頻度は、できれば半年に1回がベストです。
レースカーテンの洗い方のコツは①正しい洗濯方法を確認②洗濯のための前準備をしっかりすることで、失敗しないでレースカーテンをキレイにすることができます。