知っているとお得なロールカーテン(スクリーン)の選び方をご説明します.
人気が高まっているロールスクリーン
カーテン生地を巻き上げるため、見た目がすっきりとオシャレで、差し込む光を調整しやすく、部屋の間仕切りとしても使えるということから、ロールスクリーンの人気が高まっています。
しかし、取り付けが比較的難しく、交換が容易ではないロールスクリーンは、サイズや素材の選び方を間違えると後悔することになってしまいます。
では、どのように選べば失敗するリスクを減らせるのでしょうか。
ロールスクリーンの選び方
機能で選ぶ
一般のカーテン同様、ロールスクリーンもさまざまな機能性素材のロールスクリーンがあります。
ロールスクリーンをどの部屋の窓につけるかを考え、必要な機能を持ったロールスクリーンを選びましょう。
例えば、キッチンに使う場合は火事を避けるために「防炎」の生地や、油汚れがつくことを考えて、洗濯できる「ウォッシャブル」を、強い日差しが入る西側の窓には「遮光」、浴室には「浴室用」、そのほかの湿度が高いところは「防カビ」「抗菌」などを選ぶとよいでしょう。
ロールスクリーンの大きさで選ぶ
ロールスクリーンの幅は、標準的に200cmまでとなっていますが、さらに大きな「幅広タイプ」を選ぶこともできます。
また、幅を小さく指定することも可能ですので、大きな窓を一枚のロールスクリーンで覆うことも、幅の狭いロールスクリーン数枚で覆うこともできます。
幅が大きいロールスクリーンは巻き上げるときに重く、幅の狭いロールスクリーンを複数並べた場合は、隙間が空くため遮光性や防寒性が悪くなります。
見た目の印象も変わるので、機能とデザインの両面から選ぶとよいでしょう。
取り付け方で選ぶ
ロールスクリーンは、窓枠の内側に取りつける方法と、窓枠の外側に取りつける方法があります。
窓枠の内側に取りつけるとスクリーンが出っ張らず、すっきりと収めることができますが、上下左右に隙間ができてしまうため、遮光性や防寒・断熱性が劣ります。
遮光性、防寒・断熱性を必要とする場所では、窓枠の外にロールスクリーンを取り付ける必要があります。
透過率で選ぶ
ロールスクリーンにはさまざまな透過率の生地があります。
レースカーテンのように薄く透けて見える生地もあれば、光は通すけれど透けて見えない生地や、光も通さない生地もあります。
透過率が高いものほど光を通すため、プライバシー保護のために遮光性ロールスクリーンばかりにすると部屋が暗くなってしまいます。
採光性とプライバシー保護のバランスを考えて選ぶとよいでしょう。
まとめ
取り付ける前に、必要な機能やサイズをしっかりと考え、ライフスタイルに合ったロールカーテンを選びましょう。
また、窓の開き方によってはロールカーテンを取り付けできないケースや、取り付けに制限がある場合もありますので、ロールカーテン選びでお悩みの際はお気軽にご相談ください。