シェードカーテンにはどのような種類があるかご紹介します。
シェードカーテンはバリエーションが豊富
一般のカーテンと同じ生地を使いながら、上下に開閉するシェードカーテンは、昇降コードの通し方や裾のデザインによって、ナチュラルな雰囲気からスタイリッシュな雰囲気、ロマンチックな雰囲気など、部屋のイメージに合わせたさまざまな雰囲気を楽しむことができます。
シェードカーテンの種類
プレーンシェード
自然な形で生地を平行にたたみあげていくシェードで、ナチュラルシェードとも呼ばれます。
閉めたときはフラット、引き上げたときにはしぜんなヒダができる、最もポピュラーなシェードカーテンです。
シャープシェード
プレーンシェード同様、生地を平行にたたみあげていくシェードですが、生地に細いバーを通しているため、プレーンシェードに比べて規則正しいヒダができます。
光に透かすとバーが透けて見えるため、プレーンシェードよりもややスタイリッシュで、障子のような印象もあり、和モダンとの相性も良いタイプです。
バルーンシェード
プレーンシェードやシャープシェードが裾全体を平行にたたみ上げるのに対し、バルーンシェードは裾の一部だけを持ち上げます。
そのため、下げた状態のときはフラットですが、上げたときは裾が風船のように膨らんだ形になります。
レースやフリル付きの生地を使ったバルーンシェードは優しくて華やかな印象になります。
オーストリアンシェード
縦・横方向共にヒダをたっぷり取ったデザインのバルーンシェードです。
豪華なシルエットのシェードで、大きな窓につけると部屋が華やかでゴージャスになります。
生地をたくさん使っているため、他のタイプに比べて高価になりがちです。
ムースシェード
下ろしているときはフラットで、上げると裾の中央から上がっていき、ムースのようにふわっとした形状になります。
「ソフトシェード」とも呼ばれ、柔らかさのあるエレガントなデザインです。
ダブルシェード
二枚のシェードを重ねたスタイルのシェードです。
前後2枚のシェードを別々に操作できるため、明るさに合わせて使う枚数を調節したり、色柄の違う2枚をずらすことで部屋の雰囲気を変えることができます。
ポピュラーなのはプレーンシェードを2枚組み合わせるスタイルですが、シェープシェードを2枚組み合わせることや、シャープシェードとプレーンシェードを組み合わせることもできます。
ドレープカーテンと組み合わせることもできる
シェードカーテンをレースカーテンの代わりにして、ドレープカーテンと組み合わせて楽しむこともできます。
例えば、レース生地のオーストリアンシェードと、豪華な柄が織られたドレープカーテンを組み合わせると、さらに豪華さを演出することができます。
機能的にもシェードカーテンの利点とドレープカーテンの利点を取り入れることができるため、組み合わせて利用する人も増えています。
まとめ
シェードカーテンにはさまざまなデザインがあり、選び方次第で部屋の雰囲気をガラリと変えてしまいます。
また、同じスタイルであっても生地の厚みや張り、色柄によって表情が変化するため、幅広くインテリアとのコーディネートを楽しむことができます。
